大手飲料メーカー向け、連結会計システムロールインの業務側支援

【概要】 国内大手飲料メーカーが、東アジアの企業をM&Aによりグループに統合する動きを進めている。この統合に伴い、東アジアの子会社を日本の親会社の連結決算対象とすることが決定され、現在、PMIプロジェクトが進行中。 本プロジェクトは、東アジア子会社を日本の連結決算対象とするためのPMIの一環として、連結会計システムのロールイン（導入）を行う。海外子会社は既存でOracle Hyperionを使用しており、東アジアのヘッドクォーターは引き続きHyperionの利用を希望しているが、日本の親会社はHyperion以外の連結会計パッケージを使用しているため、今回の統合を機に、日本の連結決算プロセスにHyperionを取り込む。 【業務内容】 ・日本の連結決算に必要な要件を明確化し、詳細な要件定義を行う。東アジア子会社の既存のHyperion環境を、日本の連結決算の要件に合わせてどのように「読み替え」、データマッピングやインターフェースを設計するかを整理し、日本の業務プロセスに与えるインパクトを評価・整理し、円滑な業務移行を支援していただきたい。 ・日本側の連結業務ユーザーと密に連携し、整理した要件を海外ベンダーのHyperion開発部隊に伝え、Hyperionの導入からデリバリーまでのプロセスを支援し、プロジェクトがTSA期間内に完了するよう推進をしていただきたい。 ・要件に基づいたHyperionの機能設計、テスト、ユーザー受入テスト（UAT）などのフェーズで、業務側の視点からサポート