公開日:2019.04.05
更新日:2025.03.25
今回はクラウドソーシングサービスの最大手企業株式会社クラウドワークスが運営するクラウドワークスの評判についてお話をしていこうと思います。
近年フリーランス・在宅ワーカー・副業などの働き方が増加している中、クラウドソーシングサービスを利用する方も多いです。
その中で業界最大手であるクラウドワークスです。
クラウドワークスはクラウドソーシングサービスを提供していますが、実際の評判はどのようなものなのでしょうか。
実は検索をしてみると良い評判は多数ありますが、意外にも悪い評判もあります。
そのためクラウドワークスの評判やクラウドワークスを利用するべきかどうか、どのような方向けのサービスなのかを詳しくお伝え致します。
今回は以下のような方に向けての記事になります。
・クラウドワークスはどんなサービスがあるのかを知りたい方
・クラウドワークスを実際に利用した際の評判が気になる方
・クラウドワークスやランサーズなどの利用を今後検討している方
・クラウドソーシングサービスに興味/関心がある方
・フリーランス、副業、複業に興味/関心がある方
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.クラウドワークスの基本情報
クラウドソーシングという働き方について
クラウドワークスにはどんな仕事や案件があるの?
クラウドワークスのシステム手数料について
2.クラウドワークスの評判
クラウドワークスの良い評判
クラウドワークスの悪い評判
3.クラウドワークスを利用する際に事前に知っておくべきメリット・デメリット
<メリット>
未経験者でも出来る案件が豊富
実績を積むとスカウトの依頼
クラウドワークスの充実した福利厚生
<デメリット>
専門知識が必要な案件以外はそれほど稼げない
仕事内容に相違が発生しやすい
4.クラウドワークスはこんな人におすすめ
5.クラウドワークスとランサーズ実際どっちを活用すべき?
6.クラウドワークスで稼ぐコツ
クラウドワークスで稼ぐコツ①:プロフィールに力を入れよう
クラウドワークスで稼ぐコツ②:評価・実績を積み上げる
クラウドワークスで稼ぐコツ③:返信を素早くする
クラウドワークスで稼ぐコツ④:継続可能な求人・案件を受注する
7.クラウドワークスの登録方法
◆登録方法
◆仕事を受注しやすくするための施策
8.クラウドワークスのサービスである副業・兼業人材のマッチングサービス「クラウドリンクス(CrowdLinks)」とは?
9.株式会社クラウドワークスの業績から見たクラウドソーシングサービス市場動向
10.クラウドワークスに関するよくある質問
11.まとめ


まず、クラウドワークスの評判をお伝えする前に、クラウドワークスはどのようなサービスを提供しているのかご説明致します。
クラウドワークスを説明していく上で、クラウドソーシングというサービスの理解が重要です。
クラウドソーシング(crowdsourcing)とは、群衆(クラウド)に発注(ソーシング)するという意味の造語で、クライアント(発注者)がオンライン上で受注者とつながり、仕事依頼をすることができるサービスです。
つまり、インターネットが接続可能であれば、全国のクライアント(発注者)と受注者が仕事をすることができます。
クライアント(発注者)のメリット
直接フリーランス・個人事業主のエンジニア・デザイナーなどに気軽に発注する事ができるため、開発会社に依頼するよりも、コストを下げる事ができるメリットがあります。
受注者のメリット
フリーランス・個人事業主でありながら、仕事を安定的に見つける事ができます。
仕事を受ける際は業務内容の詳細を聞いたり、報酬の交渉などの多少のコミュニケーションをすることは必須です。
また、専門知識が必要ではない仕事(データ入力や口コミ記載)なども多数ありますので、あまり外出が出来ない主婦やお小遣い稼ぎをしたい学生も活躍出来ます。
さて、クラウドソーシングを理解したところで、クラウドワークスがどのような案件を扱っているのかを次にご説明致します。


株式会社クラウドワークスは2011年に設立された登録ユーザー数約558.8万人、仕事依頼数923万件のクラウドワークス(国内最大手クラウドソーシングサービス)などを提供している企業です。(2023年3月時点)
クラウドワークスはフリーランス、個人事業主、会社にお勤めの方、会社を退職した方、子育て中の女性、学生などの若者、障害を抱える方など幅広い個人が時間や場所、年齢に関係無く仕事を受けられ報酬を受け取ることが出来るサービスを提供しています。
クラウドワークスで取り扱っている仕事カテゴリーは250種類以上、クライアント数は90.5万社あります。(2023年3月時点)
未経験者・主婦OKの作業系案件(データ入力・アンケート・ライティング)から、Webサイト開発・スマートフォンアプリ開発・Webデザイン系などの専門知識を必要とするシステム開発まで幅広くあります。
近年話題になっているChatGPTに関する案件も増加しており、ChatGPTというキーワードを含む案件数は2023年5月時点では1,400件以上になっています。
また、案件を受ける上で重要である仕事形式の種類について説明します。
クラウドワークスは、仕事の内容や性質に合わせて、3つの仕事の形式(依頼形式)があります。
・タスク形式
クライアントの仕事依頼に対して成果物を納品した後、報酬を受け取ることが出来ます。
・コンペ形式
成果物を提出した後、クライアントにより採用された成果物に限り報酬を受け取ることが出来ます。
・プロジェクト形式
クライアントを交渉を行い契約をした後、納品すると報酬を受け取ることが出来ます。
プロジェクト形式に限り、固定報酬制(契約時に金額を決める制度)と時間単価制(稼働時間に対して報酬を決定する制度)があります。
形式をしっかりと理解していないと効率よく報酬が受け取ることが出来ません。
1ヶ月間頑張って仕事をこなしたのに、仕事形式によっては報酬が全く報酬が受け取ることが出来ないということも・・・
仕事を受注する前に知らないといけないのがシステム手数料です。
受注者もクラウドワークスに手数料を支払わないといけないため、仕事を受注する前は必ず確認をすることをオススメします。
また、仕事形式の種類によってもシステム手数料が異ります。
システム手数料率 一覧
<コンペ・プロジェクト形式>
・20万円超の部分 :報酬額の5%※1
・10万円超20万円以下の部分:報酬額の10%※2
・10万円以下の部分 :報酬額の20%※3
<タスク形式>
・報酬額の20%
「クラウドワーカー(受注者)報酬額」の算出方法は以下です。
クラウドワーカー(受注者)報酬額 (税抜) = (契約金額+消費税) - (システム手数料+消費税) - 契約金額の消費税
例)契約金額100,000円(税抜)の仕事の場合
クラウドワーカー(受注者)は86,900円受け取れます。
内訳:
100,000円 × 10% (消費税) = 110,000円 (契約金額(税込))
100,000円 × 20% (システム手数料率(税抜)) = 20,000円 (システム利用料(税抜))※3
10,000円 × 10% (システム手数料率(税抜)) = 1,000円 (システム利用料(税抜))※2
21,000円 (システム手数料(税抜)) × 10% (消費税) = 2,100円 (消費税)


さて、次にクラウドワークスについて評判を調べていきましょう。
今回は良い評判と悪い評判をお伝えします。クラウドソーシングは相手方の顔が見えない分起こりやすいトラブルもいくつかあります。
実際の評判を知っていただく事で、今後案件にを受注する際の注意としてご覧ください。
・業界最大手のクラウドソーシングサービスである安心感
運営元株式会社クラウドワークスは国内クラウドソーシングサービスの中で唯一東京マザーズに上場を果たしている企業ということもあり、安心して仕事依頼や案件の受注が出来ます。
・様々な案件があり、どなたでもすぐに稼ぐことが可能
専門知識が必要な案件から未経験歓迎な案件まで豊富にあるため、登録をすればすぐ稼ぐことが出来ます。
クラウドワークスを使用している方の良い評判を以下にてご紹介します。
<女性/29歳>
クラウドソーシングに慣れている、受注のコツを掴めている人であれば、仕事の募集も多いので稼ぎやすいサイトだと思います。
本気で副業をしたい人にもおすすめかもしれません。
<女性/30歳>
育児をしながらなので、自分のペースで仕事を受けて作業できるところが一番のおすすめです。
しかし、一回受けた仕事に対しては、責任があるのでどうしても終わらない場合は真夜中に作業することも数回ありました。
<女性/40歳>
自分の好きな時間、場所で働けるのは大変働きやすい。周りがどんな環境であろうと、自分さえ良ければ誰にも迷惑をかけずに働ける。
海外に出ることが多いのですが、海外でもやろうと思えば働けるので大変便利です。
<男性/26歳>
最初の一歩を間違えなければ、在宅フリーランスとして生計を立てることも難しくないのではと感じる。
特に一芸があればおすすめできる。
良い評判で多く挙がっているのが、どこでも仕事が出来るという環境面です。
その他の評判としては自分の興味や関心があることだけに絞り、仕事が出来るなどの意見もあります。
次にクラウドワークスの悪い評判について見ていきましょう。
クラウドワークスと検索すると、関連検索に悪い評判がいくつかあります。
クラウドワークスには、どのような悪い評判が蔓延しているのかお伝え致します。
・あからさまに低い単価での業務が多数公開
クラウドワークスにおいて、特に単価の低い仕事ジャンルは、記事執筆・ライティング・カンタン作業関連の仕事です。
例)・1500文字の記事作成:150円
例)・1000文字の記事作成:300円
例)・〇〇の方向けのアンケート:5円/件
これは実際に仕事依頼されているもの参考にしていますが、非常に低単価です。
この金額からさらに手数料が引かれるため、実際に得られる報酬額は大変少ないです。
さらに記事を作成することは、記事に沿ったテーマ選択・リサーチ・構成、執筆を含んだ全ての工程を指します。
そのため、この仕事に対しての報酬は時給計算すれば1時間何十円になる場合もあります。
・クライアントが報酬を未払い
非常に稀なケースですが、成果物を納品した後にクライアントが音信普通になってしまったということも。。。
しかし、クラウドワークスでは未払いを防ぐために、仮払い(エスクロー)システムを導入しています。
仮払い(エスクロー)システムでは、仕事の報酬をクラウドワークスに事前に入金するということです。
成果物を納品後、受注者にその報酬が支払われるということです。
そのため、クラウドワークスを介した仕事依頼において、報酬が支払われないことは無いです。
その点においてはクラウドワークスを利用する事で安心にお仕事することができますが、決して気分の良いものではないですね。


クラウドワークスを利用する際に知っておくべきメリット・デメリットをお伝えします。
クラウドソーシングサービスはメリットが多いと感じられるかもしれませんが、実はデメリットも幾つかあります。
そのため、自身で情報の取捨選択をしていただき、クラウドワークスを効率良く利用しましょう。
<メリット>
クラウドワークスは、未経験者でもこなせる案件が多いです。
案件を豊富に公開しているため似たような案件があり、探す際に少し手間が掛かるのが多少の難点です。
しかし、案件が豊富なことはクラウドワークスがクライアントから信頼されている証拠でもあります。
ご自身の希望に合った案件やお仕事を探しましょう。
スカウトとは、クライアント発注者が仕事を任せたいと思った受注者に限り仕事の応募依頼することです。
クラウドワークスでは、実績があれば好条件や高報酬の案件にスカウト経由で応募することができます。
スカウトの依頼を受けるには、クライアントの意図を汲み取り一つ一つ実績を積み重ねる事です。
クライアントがどのような意図でこの仕事を依頼しているのかを理解し仕事をこなしましょう。
クラウドワークスを活用するにおいて充実した福利厚生があることは非常に大きなメリットでしょう。
クラウドワークスで毎月3,000円以上の報酬を獲得している受注者(ワーカー)が対象に、以下のような福利厚生が活用できます。
・確定申告サポート
・スキルアップ支援
・引っ越し補助サービス
・保険
・健康・ヘルスケア
・育児介護サービス
・スポーツ・フィットネス
・食事・グルメ
・旅行優待
・レジャー
・エンタメ
・ショッピング
・美容・ビューティ
クラウドワークスを活用している方の中で当てはまる方は多いかと思いますので、自分のサポートになりそうな福利厚生を上手く使用しましょう。
<デメリット>
専門知識が必要な案件を除く案件はそれほど稼ぐことが出来ません。
システム開発などは月10万円を超える案件が豊富にあるため、クラウドワークスを活用することである程度の報酬は受け取ることが出来ます。
ですが、ほとんどの方がクラウドワークスのみで月10万円を超える報酬をすぐに稼ぐことは難しいです。
特にスキマ時間などを利用して仕事をする主婦や学生など方は更に低い報酬になります。
他の受注者との差別化を図るのが困難な作業系の仕事をメインでこなす可能性が高いことが主な理由です。
クライアントと契約時に交わした条件から極端に相違が発生するケースもあります。
相違が発生すると、修正箇所が多く納品に時間が掛かったり、1つの仕事がなかなか完了しないこともあります。
クライアントとの業務内容の擦り合わせなどをしっかりと行いましょう。
懸念点があればその場でヒアリングを行い、ご自身が完全に理解することをオススメします。


クラウドワークスは以下のような方がオススメです。
・お小遣いが欲しい主婦、学生の方
・スキマ時間を有効活用したい正社員、契約社員、派遣社員、フリーランスの方
クラウドワークスの最大の魅力はどこでも仕事が出来るということです。
本職とは別にスキマ時間を活用して何かやってみたい方という人にオススメです。
フリーランスや個人事業主を今後検討している方も最初のステップとしてクラウドワークスを利用してみると良いでしょう。
クラウドワークスは、クラウドソーシングサービスですので常駐案件や高単価を希望しているフリーランスエンジニアはランサーズエージェント(Lancers Agent)、レバテックフリーランス、フォスターフリーランス、Midworks(ミッドワークス)などを始めとするフリーランスエージェントサービスがオススメです。
都内の大手フリーランスエージェントの案件を一括検索出来るフリーランススタートでお仕事をさがして見てはいかがでしょうか?


この章ではクラウドワークスとランサーズ実際どちらのサービスを活用すべきかについて解説します。
クラウドソーシングサービスの活用を検討する際に、よく比較対象に挙げられるのはクラウドワークスとランサーズです。
クラウドワークスとランサーズは総合型のクラウドソーシングサービスであり、クラウドワークスとランサーズのどちらを活用していくべきなのか疑問に思う方も多いかと思いますので、この章をご一読いただき、ぜひ参考にしてください。
結論から言うと、クラウドワークスとランサーズどちらも活用しましょう。
その理由としてクラウドワークス・ランサーズ、両サービスを活用することにより、客観的に物事を捉えることが出来たり、それぞれのメリットを活用できるためです。
求人・案件を探す際、クラウドワークス・ランサーズ、両サービスから検索することにより、自分にとって最適な求人・案件を見つけやすかったり、より高単価求人・案件を探すことも可能です。
またクラウドワークス・ランサーズ、両サービスに登録しておくと、それぞれスカウトなども届くため、現段階における自分の市場評価/価値も把握できます。
さらにクラウドワークス・ランサーズ、両サービスを活用することにより、両方の福利厚生制度も使えるため、特にフリーランスや個人事業主には非常に大きいメリットとなるでしょう。
例えば転職活動なども同じことが言えますが、類似サービスが数多く存在する現代において、1つのサービスのみを活用することは視野が狭まりやすくなるだけでなく、機会損失も多いでしょう。
そのため、迷ったらとりあえず複数サービスを活用し、その中で自分にとって使いやすいサービスを見つけましょう。


クラウドワークスには上手く稼ぐことができない方も多くいます。
そこでクラウドワークスで上手に稼ぐコツを紹介します。
ぜひ参考にしていただき、クラウドワークスで稼ぎましょう。
クラウドワークスで稼ぐコツで重要になるのはプロフィールです。
SNSでもどのようなサービスでも一貫して言えることですが、クライアントはプロフィールが空欄だったり適当な入力のユーザーに仕事や求人・案件を紹介しようと思いません。
特にクラウドソーシングサービスの場合、仕事や求人・案件を依頼するための判断材料はプロフィールまたは実績です。
上記2つの判断材料の内、実績があってもプロフィールがわからないと求人・案件の発注をしようと思いません。
また、クラウドワークス内には同じように求人・案件の受注を希望している方は多いです。その中で選ばれるようになるには、やはりクライアントに自分をしっかりと印象付けることが大切です。
クラウドワークスで稼ぐには評価・実績を積み上げることが大切です。
評価が高い方や実績を多く積み上げている方は、それだけ多くの仕事をしたことや、丁寧な仕事やクオリティの高い納品物を仕上げたという証拠です。つまり、信頼を積み上げているのです。
クライアントからの評価が高いほど、安心して求人・案件を発注できるとクライアントは考えるため仕事が途切れづらいのです。
クラウドワークスで稼ぐには返信を素早くすることが大切です。
クライアントの立場からするとオンラインでのやり取りが中心となるクラウドワークスでは返信の素早さが信頼に繋がります。
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